どんな結婚式にも失敗はありませんが、花嫁さんにとって個別「気がかりだった」「ちょっと残念」と感じがちなポイントで花嫁美容、ヘアメイクの問題は上位を占めるのではないでしょうか。お支度の最中に「なんだかイメージと違う？」と感じてしまったら、表情も曇ってしまいそう。花嫁のヘアメイクや着姿は、当日だけでなく後日も写真でしっかり残るので、美容スタッフとの意思疎通はとても大切です

であれば、結婚式で初めて会う美容スタッフではなく「いつもお世話になっている美容師さんにお願いできないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。ですが実際のところ、花嫁美容は結婚式専門のスタッフをおすすめします。

美容スタッフは、当日の着付けやヘアメイクだけでなく、花嫁と同行して着付けの崩れやメイク直し、花嫁の介添えサポートを行います。和装着付けやヘアメイクの知識技術はもちろんのこと、想定外のトラブルの防止や結婚式のスムーズな進行を担う重要な役割。神社や会場ごとに勝手が違うので、そこも熟知している必要があります。
慣れない着物姿、日常生活では起こらないハプニングや不具合を先回りした臨機応変な対応や安心感のあるサポートがあれば、花嫁さんの笑顔も晴れやかなものになるでしょう。

以前のコラム（#35）でもご紹介しましたが、最近は和装でも洋髪の花嫁が増えてきました。メイクも伝統の水化粧より洋風のナチュラルメイクが主流です。とはいえ、普段のメイクと同じかというとそうではなく、和装花嫁を美しく見せるテクニックは存在します。例えば、人気の白無垢姿ではベースとなる肌色トーンは一段上げて仕上げます。白すぎるという心配はご無用。普段と同じベースカラーでは、お顔が暗くくすんで見えてしまうからです。華やかな色打掛や振袖のときは着物に負けないようにアイメイクや口紅の色を調整します。

結婚式専門の美容スタッフは、このように結婚式ならではのテクニックと最近のトレンド、ご新婦様の個性やイメージを上手に組み合わせて当日のヘアメイクを仕上げます。理想の花嫁姿を叶える秘訣の一つは、希望が的確に美容スタッフに伝わること。言葉より写真があった方が共有しやすく、理想とする花嫁イメージを見せておくのもおすすめです。

神社結婚式.jpでは、挙式と列席者全体をサポートするプランナーとは別に、新郎新婦の美容スタッフが同じチームにいます。プランナーから、お人柄やお好みを事前に美容スタッフにお伝えすることができ、美容スタッフは数多くの結婚式の現場を経験してきたプロだからこそ人気の花嫁の髪型やメイクの傾向もよく理解しています。ご希望があれば事前のヘアメイクリハーサルも有料で可能です。お気軽にご相談ください。

最近の少人数の結婚式やフォトウエディングだと、同行するスタッフはカメラマンと美容スタッフだけのケースも珍しくないようです。神社結婚式.jpでは原則として、担当プランナーと美容スタッフの2名以上が同行します。その理由は、おふたりの笑顔を守り、スムーズでトラブルのない進行に万全を期すため。

当日、美容スタッフは主にご新婦様の介添えとして動くため、列席されるご家族やカメラマンのアシストまでは手が回りません。また、主役のおふたり自身でご家族をケアするのは想像以上に難しいもの。担当プランナーが、おふたりに代わって皆様と結婚式全体をサポートすることで、美容スタッフは新郎新婦の着付け・ヘアメイクに集中できます。結果として花嫁さんの心配事も減り、どうなりたいかの相談もしやすくなるというわけです。