まずは「言問団子」のご紹介を。在原業平が東国を旅した時に読んだ和歌より言問団子と名付けたお団子。創業以来、あっさりとした甘味と串にささないというお団子の原点を守り続けています。創業は江戸末期初代、外山佐吉より受け継がれ「言問団子」の名にて160有余年の刻と共に受け継がれ、お米の粉を餅状にした小豆餡と白餡で包んだ団子と白玉粉を餅状にしたものをクチナシよりとった色粉で青黄色にし、中にみそ餡を入れたものの3種類があります。創業より160年続く伝統の味を今回も「食レポ」したいと思います。それではお馴染みの小野澤＆下中レポーター、宜しくお願いします。今回は言問団子を言問橋のふもとで食しました。まずは見た目も可愛い3色のまん丸のお団子。小豆餡と白餡で包んだ団子は思っていたよりも柔らかく、食感からするとフワフワとした感じ。甘さが控えめでとても食べやすい。お芋のお団子かと思いきやみそ餡のお団子も珍しいです。こちらはモチモチと弾力がある噛み応え、ほんのりと本当にほんのり味噌の風味を感じます。フワフワとモチモチ、両方を感じ取れる「言問団子」。牛嶋神社にお立ち寄りの際は、是非ともお土産にされてみてはいかがでしょうか。