#11
牛嶋神社「境内ぐるり旅」
今回は牛嶋神社の境内をぐるりと旅してみました。まず目に入ったのは「力石の名残」。こちらは力比べに使った力石が置かれた一画です。力石とは力試しに用いられる大きな石のこと。日本では鍛錬や娯楽として、江戸時代から明治時代まで力石を用いた力試しが盛んに行われていたそうです。そしてその横にある牛の石像「包丁塚」。この包丁塚は、命への感謝だけでなく、命を加工するのに必要不可欠な包丁に感謝することを目的に昭和三十七年に建てられました。また、社殿正面の右側に鎮座する「小梅稲荷神社」。こちらは所謂お稲荷様で、旧向島小梅町に鎮座しておりましたが、現在はこちらに遷座し祀られているそうです。牛嶋神社で結婚式を挙げる際は、境内にあるこのような石碑やお稲荷様の前で、記念のお写真をたくさん残してみてはいかがでしょうか。以上、牛嶋神社境内ぐるり旅をお届けさせていただきました。