今回は芝大神宮における神前式の注目儀式のひとつ「参進の儀」をご紹介させていただきます。花嫁道中とも呼ばれるこの参進。まずは控室を出てから、赤い毛氈の上で提灯を掲げた巫女さんの後ろに、ご新郎ご新婦を先頭にしてお父様お母様、兄弟姉妹、ご親族、ご来賓、ご友人の順に並んでご整列いただきます

そして、雅楽の生演奏と共にゆっくりと本殿に向かって参進してまいります。芝大神宮での参進は、大きな朱傘を差した神職と雅楽者、巫女と共に印象的な石段を一歩一歩上ってまいります。上を見上げると一面に空が広がり、とても気持ちのいい気分に包まれます。参進の際もご新婦には介添えさんがしっかりと付きますのでご安心を。

また、おみ足の悪い方用に社殿へと通じるエレベーターも御座いますので、ご使用する際は事前にお伝えいただければご利用頂けます。そして、挙式を結んだあとは石段の両脇にご参列者が花道をつくり、その間をお二人で石段をおりていく花嫁道中。ゲスト全員から沢山の拍手の中を歩いていくおふたり、本当にいつ見ても感動する結婚式における素敵な原風景の一つです。