結婚することが決まったら、まずはご両家の親御様へのご報告とご挨拶が重要です。結婚をしたいという真剣な気持ちを伝え、まずは親御様に認めてもらうこと。今回は、結婚式を執り行う際の最初の最初、初歩の初歩。あいさつの際の心構えやマナーなどをお伝えしていきたいと思います。まずは挨拶の時期、そしてどちらの親へ先に挨拶に行くか。挨拶の時期は、結婚の意志を確認し合ってから1カ月前後が目安といわれております。交際期間が長い場合はすでに親御様と顔見知りといったケースもありますが、結婚となると、やはりけじめとして挨拶は絶対必要です。挨拶の順番はまず新婦である女性の親もとへ行ってご挨拶するのが一般的です。これは昔から、よく言われていた"お嫁さんにもらう"という考えが根底にあったことからみたいですね。今でも、その考えは引き継がれているようで、まずは男性が女性の実家へ挨拶に出向くのが一般的な順番とされています

これは必ずそうあるべきだということではなく、女性のご実家が遠方にある場合や海外などといった場合かなり難しいケースとなりますので、その場合は、男性の親への挨拶が先になっても問題ありません。大切なのは両方の親御さまから、おふたりの結婚の了承を得ることがとても重要です。挨拶をする場所は、やはりお互いの実家へ行くことが多いようですね。お昼間の食事時間を避けた時間にし、滞在時間は2～3時間が目安です。

訪問時間や滞在時間は、親御様との関係性から考え、もちろん一緒に食事をするなど、こちらも決まりはありませんので、お二人で当日のスケジュールを決めた上で、親御さまにご連絡してお決めください。また、ご実家以外の場所で挨拶を行うこともありますので、その際は「分かりやすい場所」「駅から近い場所」をお勧めします。たとえばホテルのラウンジとか、ティールームなど。誰しもが緊張する親御様へのご挨拶。当日は心配りを忘れずに、誠実な気持ちで挨拶すれば大概は問題ないかと思います。誠実で真剣な気持ちをお伝えすれば、絶対応援してもらえるはずです。次回は挨拶に行く当日までに準備するものをご紹介したいと思います。お見逃しなく!