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ユネスコ無形文化遺産登録「和食」が愉しめる|神社挙式の後は家族と一緒に和の会食ウエディング
知っ得情報 !!
海外における日本食レストンランの増加や訪日外国人観光客らの和食を食べることへの期待など、ユネスコ無形文化遺産登録後、和食は世界から高い注目を集めています。懐石料理に代表されるよう、調度品や器を通じて、季節や自然の美しさを表現し、日本の年中行事と密接にかかわり、その度に家族や友人との絆を深め、自然の恵みに感謝してきた「和食」。一堂が会する結婚式という場で振る舞われるのに、最も相応しいお料理といえます。今回は、そんな「和食」が愉しめる会場を厳選してご紹介いたします。
大人数が集まる披露宴ではないけれど、家族・親族だけの少人数でそれでも挙式の後すぐに解散ではなく、せっかくだからお祝いに集まってきてくださった、ふたりにとって大切な方々と美味しいものを食べておしゃべりを交わす、気兼ねのない食事会はいかがですか。神社結婚式.jpでは、そんな食事会にぴったりな和食の名店を今回いくつかご紹介させて頂きます。変化の激しい東京でも、神社やお寺の近くには、参拝に訪れる人々が立ち寄る店が集まっている「門前町」というものがあり、歴史の古い飲食店も意外に残っています。
料理自慢の料亭や割烹、天麩羅屋さん、鰻屋さんなど、やっぱり断然と和食系が多く、そういうお店こそ神社で式を挙げた後の食事会にはぴったりとくるのではないでしょうか。靴を脱いで上がる日本家屋と畳の広間は、なんだか落ち着き、心地よく、椅子席なので老若男女を問わず、リラックスした時間を過ごせます。着物が似合うというだけではない実用的な良さもあります。

そこで、まずご紹介させていただくのは、浅草神社に程近く、近年、東京都の登録有形文化財に指定された和食の名店「茶寮一松」。地元浅草で三代続く老舗料亭の「茶寮一松」なら、ゆったりとした空間でゆっくりとした時間を美しい日本家屋で過ごすことができます。歴史ある名店の料理とおもてなしに加えて、こちらで迎える婚礼の日は、昔ながらの「祝言」(しゅうげん)の雰囲気が感じられます。
祝言とは、新婦家から新郎家へお嫁入りする際、そのお祝いを自宅で行われていた古き良き時代の習わしです。特に歴史や日本の文化が好きな人達には、大変喜ばれると思います。また、浅草神社は国の重要文化財として指定されておりますので、文化財の神社での神前式の後に文化財指定された日本家屋で執り行われる祝宴は、東京広しといえど、ここだけの貴重な体験になること間違いありません。
そして、浅草神社や牛嶋神社での神前式との組み合わせでおすすめしたい会場がもう一つ御座います。

江戸前天麩羅が有名な和食の老舗、浅草「中清」。こちらのご主人は6代目。創業明治3年。なんと150年以上続いている歴史のあるお店です。堂々とした歴史を感じるエントランス、数寄屋造りの離れ座敷、池のある中庭など「和」の結婚式を叶えるのにふさわしい会場です。
そしてこちらは「100年以上続き、現在も繁盛」でないと加盟できない、東京でわずか50数店舗しかない「東都のれん会」に属している本物の老舗です。鰹節の「にんべん」果物の「千疋屋」人形の「吉徳」やパンの「木村屋」さん等、錚々たるお店が加入している素晴らしい会に所属しています。
実は中清さんと神社結婚式.jpには深いつながりがあります。それは、七代目の大将、六代目のご子息に嫁いだのが、なんと神社結婚式.jpの元スタッフである山下絵美子マネージャーです。これ本当のお話です。浅草へお寄りの際は、神社結婚式.jp元スタッフの若女将にお声がけください。10年以上結婚式に関わった経験から、素敵な結婚式のご提案をしてくれます。もちろん婚礼当日も安心してお任せいただけます。
まだまだおすすめの和食会場ありますが、今回は浅草の会場をご紹介させて頂きました。次回は神社結婚式.jpのおすすめする赤坂エリアと芝大門エリアの和食会場をご紹介させて頂きます。