#111
神社では意外と気にしない?お日柄と結婚式の日取りの決め方|「大安吉日」それ以外にも縁起のいいお日柄
知っ得情報 !!
- 目次
- [閉じる]
前回の記事で御紹介したように、中国が起源で江戸時代以降に広まった六輝という定義、その前から神社は日本にあり、実際、神社の暦と六輝はあまり関係がないことをお伝えしました。また、明治になってから現在の月火水木金土日の「七曜」が使われるようになり、そもそも六輝の吉凶の意味づけには根拠がないという説もお伝えしました。
それでも縁起やお日柄がとどうしても気になる方も多いでしょう。大安の土日にしたかったのに、希望していた神社は今からでは取れないとわかった。そんなときは、どうすればいいのか?そんなお悩みを抱えている方に、ここであらためて六輝について結婚式という観点から考察したいと思います。
六輝「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」まずお日柄を重視するなら、慶事を招くといわれる「大安」「友引」(ともびき)、午前中が吉とされる「先勝」(せんしょう)を選ぶのがオススメです。そして、避けがちになる「赤口」(しゃっこう)ですが、こちらは友引の逆で、凶事を招くとされておりますが、なんとピンポイントでお昼時は大丈夫。また、「先負」(せんぶ)は先勝の逆で午後が吉となりますので、ナイトウェディングをご希望される方には問題御座いません。そして最も結婚式では避けられがちな「仏滅」(ぶつめつ)。この仏滅の翌日は必ず大安と決まっています。ポジティブに考えて「今日より明日からが上向く」と考えみるのはいかがでしょうか。
神社に関係のある和暦「一粒万倍日」「天赦日」また、六輝とは別に本当に縁起をかつぐなら、「一粒万倍日」や「天赦日」(てんしゃび)、その両方が重なる開運日を選ぶという考え方もあります。「一粒万倍日」や「天赦日」は、宝くじを買うときに店頭やテレビで目や耳にする日です。
実はこちらは神社に関係のある和暦となります。御朱印や参拝を趣味にされている方は良くご存知の開運日です。いずれにせよ、どこに意味や根拠を持たせるのか次第で、日取りについては、どうしてその日なのか家族やゲストにきちんと説明ができることが重要です。
次回の記事では神社に関係のある開運日についてご紹介させていただきます。六輝を気にされる方は必読です。なんといっても開運日は大安に匹敵するほど少ないので、要チェックです!