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ふたりに必要なのは金運?健康運?何の運?ご利益から選ぶ|結婚式におすすめの神社
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神社に祀られている神様は、神社によって様々です。皆様、結婚式でよく選ばれている神社はどんな神様なのか、ご存知でしょうか。神社に祀られているご祭神のことを知ると、よりお二人にぴったりの神社が見つかるかもしれません。そこで今回は神社によって異なるご祭神のもたらすご利益をご紹介してまいります。
神社には色々なご利益があります。それは神社に祀られている神様、「ご祭神」によって決まります。よく知られている神様としては、皇室ご一家の守り神とされる伊勢神宮の「天照大神(アマテラスオオミカミ)」、出雲大社のご祭神「大国主命(オオクニヌシノミコト)」。さらに、日本で初めて結婚式をしたという伝説のある「須佐之男命(スサノオノミコト)」も有名です。このコラム記事で神社結婚式.jpでご紹介している神社の御祭神とそこにまつわるご利益をいくつかご紹介してまいります。
まずは「芝大神宮」。伊勢神宮と同じ天照大神をお祀りする「大江戸のお伊勢様」としてとても人気があります。ご利益とてしては、太陽が万物に光明をもたらすことから、幸福や平和、健康や長寿などにご利益があるとされます。 さらに、天照大神は農耕神や機織り神でもあるので、五穀豊穣や産業発展、芸術や文化などにも幅広くご利益があるとされます。
そして縁結び女子に人気のある「赤坂氷川神社」。こちらの神社のご祭神のうちの二柱は素戔嗚尊(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)です。この二柱、実はご夫婦なんです。赤坂氷川神社で行われる神前式の式次第には、そんな二柱の神話エピソードを儀式にした「御櫛(みくし)預けの儀」というオリジナル儀式も取り入れられております。
素戔嗚尊のご利益は、溢れ出る強いお力から「身体健全」、災厄・ヤマタノオロチを退治した逸話から「厄除・必勝」、疫病から人々をお救いしたことから「病気平癒」など様々な御利益があるともいわれています。奇稲田姫命のご利益は、主に農業の豊穣や稲作の守護を祈願する神として信仰されています。 特に、農村や田畑の神として、稲作の豊作や自然災害からの守護を求める人々に崇拝されています。 また、素戔嗚尊との神話に由来し、災厄除けや家内安全、夫婦円満のご利益も期待されています。
スカイツリーお膝元に鎮座する桜の名所としても知られる「牛嶋神社」。こちら境内には牛をモチーフとした彫像が至る所にあり、本殿の脇には体の悪い部分と同じ場所を撫でると治るといわれる「撫牛(なでうし)」があり、古くは「牛御前社」と呼ばれていました。とはいっても牛嶋神社のご祭神が牛という訳では御座いません。
神社のご祭神である「牛頭天王(ゴズテンノウ)」は、スサノオノミコトの化身とされています。スサノオノミコトは、病気や災いを祓う神様であると同時に、人々を苦しめる大蛇から姫を救い出し、その後、結ばれることから縁結び、安産・子育てのご利益もあると信じられてきました。
また、牛頭天王(ゴズテンノウ)で有名なのが京都祇園祭の行われる八坂神社。さらに関東に多くある氷川神社も同じ神様スサノオノミコトで、いずれも結婚式では人気があります。
本当に八百万の神の宿る国「日本」、各神社様々ですね。御祭神やご利益を知らずに行っていた神社でも、ご祭神を調べてみることで、ご縁を感じたり興味を持つきっかけになるかもしれません。神社で結婚式を挙げると、初詣はもちろん、その後、お子様を授かればお宮参りや七五三など、人生の節目節目で何度も訪れることができます。折角ですので、おふたりで歩む人生の支えになってくださる神社を見つけられると本当に素敵な事ですね。