#30
深緑の生地に朱赤の柄が映える引き振袖
こちらの引き振袖の華やかなお柄は、梅と雪輪という文様が描かれています。梅の季節は冬から春。厳しい冬を耐え忍び、後の春に美しい姿を見せてくれる花。実は梅(うめ)には、「産め」との掛け詞から、安産祈願も込められています。雪輪とは雪の結晶の形から生まれた文様です。雪は五穀の精といわれており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされていました。色味も含めて冬や初春の結婚式にぴったりな1着。上品な印象だけでなく、華やかで可愛らしさも兼ね備えた、着る人によって大きく印象を変えられる引き振袖となっております。
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