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神社結婚式における衣装のご紹介 #25

#25

祖先と家に伝わる紋章「家紋」について

家紋とはご先祖様から自分に繋がる血の流れを、簡単なマークに置き換えて表現したものです。江戸時代以前の武家社会では、大名や旗本の素性や系列を見分けるのに利用されてきました。当時の武士にとって、家紋入りの着物や提灯を下げて歩く事は、自らの威厳を誇示するためのものでした。家紋は、もともと天皇や皇族が着物につけた柄から生まれ、 その柄を決まった紋様にし、自分の牛車につけたものが家紋の始まりといわれています。

家紋の種類は植物紋、動物紋、天然紋など様々あり、その種類は約6000種類。さらに細かい紋様の違いまで区別すると2万種類もあるといわれています。家紋には様々な由来があり、その理由を1つに絞ることも難しいもの。ただ一つ共通して言える事は、その家になんらかのゆかりのある文様やモチーフを用いたデザインが、後に正式な家紋になったという事です。また、紋付やお留袖などには、五つ紋、三つ紋、一つ紋があり、最も格式が高いのが五つ紋。そしてそれぞれの紋の場所にはきちんとした意味があります。

背の紋はご先祖を。両胸の紋は両親。両袖の紋は、兄弟・姉妹・親戚を表します。このように家紋の紋様をじっくり調べると、暮らしていた場所の大名や領主との共通点、ご先祖様の職業がわかるかもしれません。どこかロマンを秘めた家紋の由来、是非探ってみてはいかがでしょう。また、神社で結婚式を挙げる際は、神社の神紋をご確認いただき、その神社のルーツを紐解いてみるのも神社結婚式を楽しんでいただけることの一つかと思います。

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