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神社結婚式における衣装のご紹介 #20

#20

和装の小物の中から花嫁5点セットのご紹介

花嫁5点セットとは、結婚式における花嫁様の白無垢や色打掛・引き振袖などの和装で欠かせない小物のことを言います。箱迫(はこせこ)・懐剣(かいけん)・末広(すえひろ)・帯締め(おびじめ)・抱え帯(かかえおび)の5点に、イノセントリー東京では帯揚げ(おびあげ)も含めてご紹介しております。そしてこれらの小物ひとつひとつにも意味がこめられているのをご存知でしょうか。箱迫は身だしなみ用として胸元に挿し込んでいた小さい化粧小物入れのことで、当時は鏡やお守りなどを箱迫の中にいれていたとされています。現代で言う化粧ポーチのようなものです。懐剣は、護身用として持っていた短剣で、魔よけのお守として用いられていたとされています。末広は扇子のことで、顔を隠すものということから、花嫁様の恥じらいを表したり、末広がりであることから、縁起がいいと言われております。帯締めは、帯の上から結んで帯を固定する紐のことで、永遠に続く幸せという意味があるそうです

抱え帯は帯の下に結ぶ細い帯。昔は身分の高いお家の女性は長い裾を引きずって歩くのが当たり前とされ、外出時は裾を引きずらないように紐でたくしあげていたのですが、現在は装飾品として使用されています。 また、参考までに神前式に用いる綿帽子と角隠しについてもご紹介させていただきます。綿帽子は、文金高島田という日本的な高い髷を結った髪の上に頭を覆う形で被る、白い袋状の帽子。地毛を結い綿帽子を被ることも可能ですが、近年ではおかつらの上から被る方や洋髪にドーム状のワイヤーを載せて洋髪に綿帽子を被る方もいらっしゃいます。角隠しも同じく文金高島田に頭を覆う形で被る帯状・幅広の布のことを言います。二つの大きな違いは、綿帽子は白無垢だけに合わせることができ、角隠しは白無垢・色打掛・引き振袖に合わせる事ができるということ。和装には1つ1つの小物にも深い意味が込められております。衣装との相性はもちろんのこと、和の意味も含めてコーディネートを楽んでみてはいかがでしょうか。

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