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神社に関する基礎知識 #20

#20

神前式で使用されるお神酒!飲む? 飲まない?

今回は神社結婚式において、儀式として使用されるお神酒について語っていきたいと思います。三々九度と親族固めの盃で使用されるお神酒ですが、こちらは飲み干さなければいけないという決まりはありません。バチ当たりとか神様に失礼とかということは本当にありません。もともとアレルギーのある方や疾患のある方、ご懐妊されている花嫁様など様々ですので、口をつけず、飲んでいるような仕草をするだけでも儀式としては成立します。ご親族でもお車でいらした方やお酒の飲めない方もいらっしゃいます。

この神前式内で行われる三々九度の儀式ですが、どういった意味があるかご存知ですか?三々九度は別名「三献の儀(さんこんのぎ)」「夫婦固めの杯」とも呼ばれています。三々九度は大きさの違う三つの盃を使ってお酒を飲みます。小さい盃、中くらいの盃、大きい盃とそれぞれに意味もあります。

小さい盃は過去を意味し、先祖に向けてお二人の巡り合わせに感謝するといった意味が。中くらいの盃は現在をあらわし。これからも二人で末永く、力を合わせて生るという意味が込められ、大きい盃は未来を。ご両家の安泰と子孫繁栄の意味が込められているそうです。まずは巫女さんが小さい盃から順にお神酒を三回に分けて注ぎます。そして、三回に分けてお神酒を口にします。

三回に分けて飲むことにも意味があって、一口目は神様へ、二口目はご家族へ、三口目はゲストへの感謝と誓いが込められているそうです。また、一つの盃で新郎新婦交互に飲むことで、より固い絆を結び、一生を共にするという誓いを込めます。大変すばらしい意義のある儀式です。

親族固めの盃にも意味があります。こちらの儀式は参列したご親族全員にお神酒が注がれ、全員で一斉にそれを飲み干します。お神酒を全員で飲み干すことで、家族の契りを交わし、ご両家が家族になるといった素敵な儀式です。神前式は意味のある儀式がたくさんあって、教会式にはない魅力に溢れています。これを機に神前式にご興味を持たれた方、私たちがどんな相談にも乗ります、ご連絡お待ちしております。

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