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神社に関する基礎知識 #15

#15

「大祓(おおはらえ)」について

大祓(おおはらえ)、皆さん聞いたことありますか。大祓とは、多くの神社で6月30日と12月31日に行われる神事のことをいいます。大祓は1年を2期に分け、半年の間、知らず知らずに犯した罪、積もり積もった心や体の穢れ、いっさいの災いを消滅させ、清らかな本来の姿を取り戻すための祭祀です

神前式の際に最初に行う、神職が大麻(おおぬさ)で頭の上をお祓いしてくれる修祓も同様。大祓では、神職が古くから伝わる大祓詞(おおはらえことば)を読み上げ、氏子、崇敬者は 麻と紙を小さく切った切麻(きりぬさ)を体にまいて清め、紙を人の形に切った人形(ひとがた)で体をなで、息を吹きかけます。そうすることにより、人形(ひとがた)に自分の罪や穢れを移して、その後に海や川に流したり、焼いたりすることで、いままでの厄災を振り払っていくのです。

6月の大祓は「夏越(なごし)の祓」や「六月(みなづきの)祓」などと呼ばれ、12月の大祓は「年越(としこし)の祓」や「師走(しわす)の祓」とも呼ばれます。よく参道に大きなしめ縄の輪のようなもの見たことありませんか?これを「茅の輪」といいます。茅(ちがや)を束ねて大きな輪のカタチに作ったもの。この「茅の輪」をくぐることによって、罪や穢れを祓い清めるのです
「茅の輪くぐり」といって、神拝詞(となえことば)を唱えながら、8の字に3度くぐり抜けるのが一般的です。
代表的な神拝詞は声に出さずに唱えます。
「祓え給い 清め給え 守り給い 幸わえ給え」
(はらえたまい きよめたまえ まもりたまい さきはえたまえ)
これを声に出さずに唱えます。

もっとも基本的な茅の輪くぐりのくぐり方は
1周目は正面でお辞儀をし、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
2周目も正面でお辞儀をして、今度は右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻る
3周目も正面でお辞儀を行い、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
そして、再び正面でお辞儀をしてから、左足で茅の輪をまたぎ、参拝へと向かいます。
以上、今回は神社に関する基礎知識「大祓(おおはらえ)」についてでした。

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