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神社に関する基礎知識 #13

#13

「神社の大祭」について

今回は神社にとって最も重要なお祭り「大祭」をご紹介したいと思います。一般的に「大祭」「中祭」「小祭」に分かれ、今回はその中でも大祭についてご紹介したいと思います。大祭には例祭、祈年祭(きねんさい)、新嘗祭(しんじょうさい)と、式年祭(しきねんさい)、鎮座祭(ちんざさい)、遷座祭(せんざさい)、合祀祭(ごうしさい)、分祀祭(ぶんしさい)となります。

例祭は、その神社にとって特別に由緒のある祭典で、俗に例大祭ともいわれます。期日は神社によっても様々で、ご祭神に関わりのある日や神社の創建の日など、ゆかりの深い日に行われます。また、神社によっては春と秋で2回行われるところもあります。次に祈年祭ですが、古くは「としごいのまつり」といわれ、穀物、とりわけ稲が豊かに実ることを祈るお祭りです。宮中をはじめ「春祭り」とも称され、現代ではあらゆる産業の発展と国力の充実を祈願するお祭りでもあります。

新嘗祭(しんじょうさい)、こちらは春の祈年祭に対し、秋に行われる収穫祭「秋祭り」ともいわれます。聞いたことをある方も多いかと思われますが「にいなめのまつり」とも呼ばれ、新穀を神様にお供えすることを意味し、稲作を中心として発展してきた日本を象徴する重大な祭儀と位置付けられています。

以上の3つの祭儀が毎年行われる3大祭りです。その他に臨時に行われる大祭として、定まった年ごとに行われる式年祭(しきねんさい)。神社が新たに創建され。ご祭神が初めて鎮座されるときに行われる鎮座祭(ちんざさい)。社殿の造り替えの際、ご祭神をお遷しするときに行われる遷座祭(せんざさい)。神社を合併されたり、ご祭神を新たに増やす際に執り行う合祀祭(ごうしさい)。また、ご祭神を分けて祀る分祀祭(ぶんしさい)があげられます。

毎年、春と秋、それとその神社にとって大切な時期に行われる祭りの3つが基本の大祭であとは大切な節目で行われるということです。大祭ではお神輿がかつがれたり、縁日を開催したりと、その神社の特色がいろいろと現れますので、お気に入りの神社のお祭りは是非チェックしてみて下さいね。

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