#07
「お賽銭」について
今回はみなさんに馴染みのあるお賽銭についてご案内したいと思います。ほとんどの日本人は、初詣や願掛けの際、お賽銭箱にお金を入れてお願い事をしたことありますよね。
賽銭の「賽」とは、もともと神様へのお礼を意味します。願いが叶ったときや日々の無事への感謝をするときに神様に捧げるものを指します。まだ、貨幣のない時代はお金ではなくお米を撒いたりしていたことから「散米」とされ、貨幣の流通から「散銭」となり、いつしか「賽銭」になっていきました。
また、お賽銭をしてお願い事をするときに、お賽銭箱の上にある鈴は鳴らす?鳴らさない?「鈴」は是非鳴らしてください。鈴は「さやさやと鳴る」と表現され、神秘的なもの。古くからは神霊を招く道具として使用されました。。
鈴が魔除けになるという信仰は日本だけではなく世界各地にも存在します。お守りに鈴が付いたりしているのはそういった意味もあるのです。お参りに行った際、お賽銭箱の上にある鈴。是非とも鳴らしてみてはいかがでしょう。