#05
「絵馬」について
願い事を書いて吊るした方も多いと思います。ほとんどの神社で見かけることのできる願いを叶えてくれる干支の絵の木札。今回は絵馬についてご案内したいと思います。
もともと絵馬は、古来、神様にお願いする際に本物の馬を奉納していたことが由来とされています。昔から馬は神の乗り物とされていました。これを神馬(しんめ)といいます。例祭などで神職さんが馬に乗って町内を練り歩いたりしているのは、そういうことが由来とされております。
神田明神さんには本物の馬「あかりちゃん」もいますね。絵馬の原型は奈良時代とされ、昔は非常に大きなものもあったようですが、現在では小絵馬となり、願い事を書いて吊るす習慣となっています。受験シーズンの湯島天神さんの絵馬の数にはびっくりしますが、それだけご利益があるということではないでしょうか。今回は皆様に馴染みの深い「絵馬」についてご紹介させて頂きました。