挙式の後はどうする？

祝宴をした方がいい
２つの理由

サロンでご相談にいらっしゃるお客様のなかには
「挙式だけはしようと考えている。披露宴やパーティは必要になったとき、また後日すればいいのでは」
という方も結構いらっしゃいますね。

どうしてそう思うかをおききすると
「だってお金がかかるし、する理由がわからない」
「親族や友人に、ご祝儀など負担をかけたくない」
などのご心配があるようで、神社で挙式の後、何もせずそのまま解散という方々を見かけることもあります。

でも、親族やご友人の方々のことを大切に思われるのであれば、
挙式後は何かしらの祝宴やパーティをされることを私たちはおすすめしています。

挙式の後に披露宴をした方がいい理由は2つ。今回、そこをご説明したいと思います。

• 理由その1
  ご祝儀やお祝いのお返しと
  感謝を伝えられる場が必要

  「披露宴はやらないから、式だけ出て欲しい」。そう親しいお友達にいわれたとしたら、あなたならどうしますか？どこかのタイミングで必ず「お祝いはどうしよう？」と考えるのではないでしょうか。挙式だけの場合、いくらか包む？何を送ったらいい？　なかなか難問です。まして親族は、結婚式に招かれたらご祝儀を持参される方が圧倒的に多いです。

  式に列席いただいたことへの感謝と、ご祝儀やお祝いをもらったことへの感謝をきちんと伝えられる場所をあらかじめ用意しておいた方がいいと思いませんか。 特に親族は、おふたりのご両親にとって大切な人のはず。喜んでほしい親をがっかりさせないためにも、配慮が必要ですよね。

• 

昔ながらの「ザ・披露宴」というものでなくても
・普段は行かない料亭で、ささやかだけどきちんとおもてなし
・ちょっとおしゃれなレストランでアットホームなパーティ
やり方はいくらでも考えられます。

どうしてもご祝儀をいただくことに違和感があるのであれば、会費制のパーティにするという方法もあります。ご相談ください。

• 理由その2
  別日にするのはゲストも二度足
  集まるその日に特別なことを

  「挙式の礼装のまま披露宴って、来ていただく方にとっても面倒ではないか」「後日あらためて家族の食事会でもして、友達はまた別にしたらいいのでは」そんなご相談もあります。

  ですが、挙式とは別日に集まるのは、挙式にご列席いただいたご友人や親族にとっては二度足になります。おふたりの準備する手間も倍増で大変になるため、おすすめできません。

  挙式後に着替えて平服に戻っての食事会を希望される方もいらっしゃいますが、そういう「家族での食事会」は、結婚式でなくても、やろうと思えばいつでもできます。新郎新婦の格好で皆さんにおもてなしするのは、挙式の直後だからできること。

• 

結婚のお祝いに駆けつけてくださる方々は、おふたりの特別な姿を見たいと思って楽しみにしていらっしゃっているはず。
せっかく来ていただくゲストの方々のためにも、いつもとは違う新郎新婦としてのおもてなしをしてみませんか？

良い意味で厳粛な、緊張感のある神社挙式。その後、ご家族や親しい方々に囲まれて食事を共にし、
おめでとうと祝福してもらえる時間は、おふたりにとっても特別なもの。本当に結婚したんだ、という実感を強く感じていただけるでしょう。