実例に学ぶ！
リモートで叶えた

アットホームな結婚式

長引くコロナ禍で、予定されていた結婚式の延期や変更は相次ぎ
どうしたものかと、今まさに悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、神社結婚式.jpお客様の先輩カップルがどのような結婚式をされたのか
実際の当日画像とお話から具体的にご紹介していきたいと思います。

• 再延期は避けたかったから
  リモートという選択

  もともと、「地元の浅草で結婚式を挙げたい」「和装で、神社で挙式したい」というご希望で神社結婚式.jpのサロンにお越しいただいた大島崇さん・寿子さんご夫妻。浅草神社での挙式の後は、会場の和の雰囲気が気に入った料亭「浅草 茶寮一松」で祝宴の予定でした。

  ところが、2020年春にコロナ禍が訪れて挙式は9月に延期。しかし、秋でも収束の見通しが立たなかったこと、しかし「再延期」はもう避けたい。そこで考えたのが、ゲストはオンラインで参加してもらう「リモート結婚式」でした。

  予定していた浅草神社での挙式、祝宴会場の茶寮一松は変わらず。遠方からも集まってもらう予定だった両親を含む親族と友人全員は、基本的にリモート参加に変更。当日の現地参加は、おふたりと同じ浅草近辺に住むご友人4人だけとなりました。

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• リモート参加のゲストへの配慮と準備

  おふたりが心配だったことは、「リモート参加の親族やゲストがヒマを持て余してしまうのではないか」。

  そこで、ふたりのプロフィール動画や、来てもらうはずだった会場の紹介、エンドロールメッセージ、新婦だけでなく新郎も両親への手紙を用意するなど、動画での演出を増やす対策を取りました。

  席次表など当日に向けて手作りしたペーパーアイテムは、そのまま使用。用意した引き出物も事前に送りました。招待状には結婚式の日時、会場とともにZOOMのリンクを案内。当日お時間になったら、ゲストはそこから参加してもらうかたちです。

  当日は、ご両家と親族、お友達も連絡をとりあって少人数のグループごとに参加。服装はご両親が礼装、お友達もお出かけの服装で、それぞれPCの前に集合しました。

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• 挙式前の人力車移動から中継スタート

  お仕度は会場の茶寮一松で。そこから神社までは人力車で移動。その様子と、浅草神社での挙式もカメラマンが撮影してZOOMで中継しました。

  「人力車移動などは、ゲストには通常見てもらえないシーン。今回中継してもらったことで、リモート参加者から絶賛の声を多数いただきました。人力車の移動は街頭の人からも祝福されるのが嬉しくて、絶対にオススメです！」（寿子さん談）

  会場に戻って宴が始まるまでの間、中継は一時中断しましたが、用意した会場紹介の動画を流したり、リモート参加のゲストはそれぞれにお食事や飲み物を用意されていたり、さほど問題にならなかったそうです。

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• ゲストも参加者同士の顔が
  きちんと見えるメリット

  乾杯で始まった祝宴中は、親族、職場関係者、友人など、グループごとにそれぞれオンラインでの懇談タイムを設けました。

  当初は各グループとのやりとりは他グループから閲覧不可にしようかと考えていましたが、技術的に難しく、全員が閲覧できるように変更。それが正解！

  「参加者全員が、他のグループとのやりとりを共有できたことで、退屈な時間を過ごすことなく、楽しい雰囲気で盛り上がることもできました」と寿子さん。

  私たちプランナーも、おふたりとゲストが通常よりもむしろたくさんお話のできた結婚式なのではないか、と感じたほどです。

  音響や撮影機材などは入念に準備して当日は通信トラブルもなく、プランナーがタイムキーパー役となることで、心配された間延び感もなく、驚くほど通常の披露宴と変わらない印象でした。

  注意点としては、現地参加は4人でもリモートは数十名。だからこそ司会者による仕切りは必要で、プロに依頼されたのは良いご判断と思いました。

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• 「感謝を伝え一緒に楽しい時間を過ごす」
  初志を貫徹

  結果として、事前の心配だった点は全く問題なく、とても楽しい時間を過ごすことができたというおふたり。

  「コロナが収束した後でも、遠方で来られない人などのためにリモートはアリじゃないかと思います。ゲストからも感動した！との嬉しいコメントをたくさんいただき、何より私たち自身とても満足しています。リモートで結婚式、また挙げたいくらいかも（笑）」と、新婦の寿子さん。

  大島さんご夫妻は、挙式する神社や祝宴の会場を変えなかっただけではなく、「みんなにありがとうと言いたい」「一緒に楽しい時間を過ごしたい」という、結婚式を挙げようと思った最初の目的を大切にされていました。そのために選んだ手段が、リモート。

  だからこそ、おふたりの気持ちが皆様にもよく伝わり、決して新郎新婦だけの自己満足ではなく、親族やゲストも満足できる良い時間を過ごせたのではと感じます。

  つながる形がリモートに変わっても、ちゃんと素敵な「結婚式」そのものでした。

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